五歳児とすごろく
あまりにyくんが暇そうなので、ドラえもんの人生ゲーム買おうか迷っていたら知らないうちに収納場所を考えないtさんがドラえもんの日本旅行すごろくを買っていた。
yくんとゲームをするとき、どれくらい厳密にルールを守らせるかいつも迷う。このゲームは最初に二万ドラの紙幣を配り、フェリーや新幹線を使ってコマを進めるときはそれに応じて代金を支払うだとか、北海道、東北、関東中部近畿中国四国九州の七地方の名産品に扮したご当地ドラえもんカードを揃えないとゴールできないとかのルールがあるけどyくんはまだよくわからないみたい。ご当地ドラえもんカードも取得するには三千ドラ払わないといけないのに、同じ地方のカードを二枚買っちゃったりとか。あんまり口うるさくアドバイスしたくないし。
だからカードや紙幣をとっぱらってただのすごろくとして遊ぶこともある。新幹線でびゅーんと本州を横断するとき爽快な気持ちになっている。
収納場所を考えないtさんはこんなのも買っていた。
二つのサイコロを振って、出た目の数を足してゴールを決める。二から二十までのマスが書かれていて、スタートしたらまた二つのサイコロの目を足し算して、答えの数のマスに進む。
なかなかゴールできなくて、これルールあってるの?とルールブックを読んだら「なかなかゴールできない場合は『あと一回サイコロを振ったらおしまいにしようか』と声をかけて切り上げてください」と書いてあって笑ってしまった。
すごろくはこれがルールの難易度もyくんの勝率もちょうどいい。
ねずみをコマにして、チーズを集めるすごろく。サイコロには一から五までの数と、猫の目がある。猫のコマもあって、サイコロで猫の目が出ると猫が一コマすすむ。猫に追い抜かれたネズミのコマは、食べられてしまうのでもう使えない。
てかすごろくいっぱい持ってるね。なにしろ収納場所を考えないからな……
朝 バナナ、ヨーグルト、マールブランシュのバウムクーヘン、ミロ
間食 菓心おおすがの金亀
昼 海老と大葉のレモン醤油パスタ、菓心おおすがの沙羅
間食 すきやきおにぎり二個、りんご半分、キウイ半分
夜 もやしのそぼろ炒め、なすの生姜焼きびたし
菓心おおすがのお菓子って抹茶をたてるようなお茶会に出すものだったりする?頭痛がするほど甘かった。
黄身餡をホワイトチョコレートでコーティングした「沙羅」は夏椿をイメージしたお菓子で、冷やして食べる。普通に紅茶飲みたくてデカフェのアールグレイといただいたら、ちょっと合わなかった。
金亀はあずきを砂糖で固めて金箔を散らしたお菓子で、沙羅もそうだけど包装と見た目がとってもお上品。多分、しかるべき雰囲気の席でしかるべき飲み物を合わせていただくものなんだな。
マールブランシュのバウムクーヘンは米粉と和三盆で作られていて、みっちり焼かれていておいしかった。お味も上品でございました。
バウムクーヘンて外周のアイシングマストだよね!!