恥といちご320日め

Yくんが初めていちごを食べた。果物が好きなのか、目の前に置くとすぐ手を伸ばすし、受け取るとニヤ〜と笑う。

「笑いの王者が大集結！ドリーム東西ネタ合戦」の録画を見て、柳原可奈子さんのネタに震えた。
「ていねいな暮らし」を実践する子持ちの主婦。なめたけを手作りし、梅酒やらサングリアをガラス瓶ごと手作りし、「お勤めしてたら出来ないよぉ〜！やらないよぉ〜！」と謙遜し、軽井沢の別荘は「犬小屋みたいなもんだからぁ〜」。
なんかねわたしがインスタやブログで、すごいなぁ憧れるなぁ、と食傷気味ながらも親しみをもって見ている人たちがネタにされてる衝撃があった。
っていうのと、わたしも好きだったらなめたけ自作してると思うし、お酒飲めたら梅酒やらサングリアやら仕込んでたと思うっていう、知らない間に自分も「ネタにされる人」になってたっていうショックに震えた。
柳原可奈子さんのネタって、総武線の女子高生とか忙しさをアピールするやり手の女性とか、あーいるいるって人を少しのイラつきとともに披露するのが多くて、でも舞台は電車やカフェとか、公共の場所だった。それが軽井沢の別荘っていうインドアになったっていうのは、SNSで家のなかを紹介する人がいかに多くなったかっていうことの表れだし、そこに着目する柳原可奈子さんはほんとすごい。そしてわたしも家のなかの写真をインスタに載せてるから、もしかしてそれって、ネタにされるような恥ずかしいことなのかなって思ってしまった。