ノスタルジック180日め

実家に帰った。掃除したら出てきたという母の育児ノートを見せてもらって、心が温まった。
「日記だから本心が書いてあって恥ずかしいので、わたしが死んでから読んで！」というのでパラパラめくるだけだったけど、丁寧なイラストでわたしや姉の似顔絵が描いてあったり、買ってもらった洋服や小物が色鉛筆で色付けされて描いてあったり、絵本みたいにきれいなノートだった。
わたしは捨てられないものを作るのがいやなので、こうしてブログという形でYくんの記録を残しているけど、やっぱり直筆っていいなーと思った。

実家には祖母も来ていた。
いま、電車で2時間の距離に住んでいる祖母が、新幹線を使っても4時間以上かかる距離に引っ越すことになった。祖父が亡くなってから一人暮らししていたのを、引っ越して伯母と同居するという。いままで住んでいた家にも買い手がついて、引っ越し準備で整理整理の毎日を送っている。
ああーさびしいねえー
祖母は帰りの電車でずっと泣いていたらしい。もう一生会えないかも知れないって思っちゃったのかな。そんなこと言わずに長生きして欲しいけど、万が一のことを思うと今日Yくんの笑顔を見せてあげられて良かった。