川端誠さんの落語絵本、86日め
久しぶりに読みたくなって浅田次郎の壬生義士伝を読んで過ごした。
Yくんを膝の上に寝転ばせ、朗読して聞かせた。Yくんはニコニコ聞いていた。
そんなに機嫌がいいならばと絵本も読んだ。
- 作者: 川端誠
- 出版社/メーカー: クレヨンハウス
- 発売日: 2003/12
- メディア: 大型本
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「いちがんこく」は一つ目小僧を見世物にしようと捕まえに出かけたら、あべこべに一つ目人間ばかりの世界に迷い込んで、世にも珍しい二つ目人間!といって見世物にされてしまう…という話なんだけど。
川端誠さんアレンジだと、一つ目も、「一目瞭然という言葉のとおり、二つ目には見えないものがあるにちげえねえ。」二つ目人間を捕らえた一つ目人間の言うことには、「二つ目なんて、さぞかし色んなものが見えるんだろう。」とこういう風に、珍しいから見世物にするんでなく、お互い、自分と違う個性、能力として認めている。
「かえんだいこ」に登場する古道具屋のご亭主も、世の落語だとまぬけぶりを面白おかしく語られるのが常なんだそうだけど、川端誠さんアレンジだと古道具屋の仕事に誇りを持ってるご亭主になっている。
そういうところがいいなーと思うので、図書館にある川端誠さんの絵本は追い追い全て読むつもり。
あまりに川端誠さんの落語絵本が読みやすいので、これは他の落語絵本も読んでみたいなあと、桂三枝さんの落語絵本も借りてきた。
- 作者: 桂三枝,黒田征太郎
- 出版社/メーカー: アートン
- 発売日: 2006/06
- メディア: 大型本
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長いので途中で切り上げた。明日続きを読む