孫が驚く75日め

穂村弘さんの「君のいない夜のごはん」を読んでいたら、面白いことが書いてあった。一般の人が詠む歌で、孫のことを詠んだものはだいたいだめなんだそうだ。「可愛い」で頭がいっぱいになっちゃうんだって。

君がいない夜のごはん

でも孫はかわいいよなー
甥っ子が生まれたとき、可愛くて可愛くて、甥っ子でこんなに可愛いなら孫なんて生まれたらどれほど可愛いもんだろうか？というか祖母にとってわたしはどれほど可愛い存在なんだろうか？と思って、可愛い孫にこういうことされたら嬉しいのかな？という考えのもと、プレゼント贈ったり、手紙を書いたり電話をしたりしてきた。
だけど今年のお正月、Yくんをお腹に抱えて祖母と2人、アルバムを見ていたら、
「しおちゃんにもこんな可愛い時代があったんだねえ」
と言われてしまって、もうホント、腰を抜かすかと思った。
おばあちゃん、わたしのこと可愛いと思ってなかったの！？

あービックリした。書いててまたビックリしちゃった。

今日Yくんは宮沢賢治の「ツェねずみ」を読んだ。「寿限無」のほうが反応が良かった。