41日め

2015年2月17日に生まれた長男の生後41日めからの記録

「その調理、9割の栄養捨ててます!」

東京慈恵会医科大学附属病院栄養部監修の「その調理、9割の栄養捨ててます!」を読んだ。

・味噌汁のなかの乳酸菌は50度以上で徐々に死滅し、酵母も70度ほどで死滅してしまう。
・納豆の酵素、ナットウキナーゼも50度以上で活性が鈍くなり70度でほぼ働きを失う。だから熱々のご飯に納豆をかけるのはよくない。

と書いてあったので、気になって測った。結果、炊飯器からよそいたてのご飯は69.7度。10分経ったら34.9度に下がっていた。
10分経ったらこんなに下がるんだね。でも糊化してなくて普通においしく食べられた。明日は炊飯器から出して食卓に並べた時の温度を測りたい。
というか、乳酸菌は死んでも腸内細菌のエサになるから生死問わず摂る価値はあるよね?胃の中でたいがい死ぬんじゃなかった?生きてなきゃいけない意味はあるんだっけ。気になるので今度調べます。酵母のことはよく知らないな。お味噌買うと「酵母の呼吸口です」って穴が空いてるものと、空いてないものがある。それの違いも気になる。
反射温度計でピッピと測っていたら興味をそそられたらしく、Yくんに「梨測ってー」「ヨーグルト測ってー」と食卓に並べたものすべての計測をねだられた。
Yくん最近メジャーを使って身の回りを測るのにはまっている。トミカは7〜8cm。スティックのりは9cm、戸棚の扉は175cm。
トミカもスティックのりも形や色は全然違うのに、「数値」っていう同じ軸で測れるのが面白く感じるのかな。
そういえば一昨日のゲリラ豪雨で、洗濯物がだめになってしまった。そのことをLINEでTさんに相談したら、「リビングに干して冷房を強にしてサーキュレーターをまわしておいて」と指示があった。あとから理由を聞いたら、空気線図というものがあって、温度によって空気がかかえこめる湿度の量が決まっている。だから室温を下げると洗濯物が乾きやすい」という説明のあと、「これが冷房の温度を下げたときの湿度」「これはそのあとエアコンを止めたときの湿度」「これはエアコンを止めてから10分後の湿度」と、部屋にある温湿度計を撮った画像を見せてくれた。なんでも数値に表されたらわかりやすくて面白いよね。

以下、読書メモ。
・野菜には成長点があり、ここに栄養が送られ続ける。白菜の切り口が盛り上がったり、にんじんのヘタから葉が出るのも成長点がそこにあるため。
・にんじんの外側にはベータカロテンが内側の2.5倍ある。外も内も一緒に食べられるように切ること
・白菜の成長点は中心の芯の部分。外側の葉ではなくここから先に食べる。塩もみするとGABAが6倍に増える。
・カリフラワーは生で食べられる。でもカリフラワーのビタミンCは加熱に強いので茹でても6割残る。
・じゃがいもは新聞紙にくるんでチルド室保存。2週間で甘みが2倍になる
・小松菜は水洗いしたら水気を切ってラップして冷凍庫保存。
・現在の農薬の安全基準は「皮ごと・洗う前」の状態で決められているので、野菜の皮も安心して食べられる。