41日め

2015年2月17日に生まれた長男の生後41日めからの記録

桃は甘い香り

不精して切った茄子をそのまま鍋に放り込んだらプカプカ浮いてた。船が沈んだら茄子に捕まろうと思った。そのままだと気密性高そうだから、ちゃんと切らないとー。

今朝のお味噌汁の実は茄子、豆腐、鯖、きのこ、ごぼう、水菜。具沢山のお味噌汁が好きでたくさん入れてしまう。茗荷があればそれも入れたかった。

 

朝食に桃を出したらYくんが、「どうして桃にはYくんみたいにお尻があるの?」と尋ねてきた。逆にYくんのお尻が桃なのでは?

桃の皮を剥くと指にいい香りが移って嬉しい。桃源郷はどうして桃の字が入ってるんだろう。トイレの神様、明日様親王は桃の香りが好きっていうし、昔の人も桃食べて、あーいい香りって思ったんだろうな。

 

磯田道史先生の「日本史の内幕」にお香の話があって、香りの描写に興味が湧いた。

香りは目に見えないし名前もないから、どう描写してるのか知りたくて何冊か本を読んだ。

知ってる香りになぞらえて説明したり、もしくは香りを聞いて湧き上がる自分の気持ちを詳しく話すしかないみたい。「なんとも言えぬ良い香り」とか、もう描写を諦めてる。あとは六国五味という分類方法もあって、それは国と味で判別するらしい。甘い香りとか確かにいうもんね。

 

昨日の月は山吹色に近いような強い黄色で、下半分が雲に隠れていた。廊下で遊んでいたYくんを呼び寄せて、一緒に眺めていると、月が動いて隠れていた部分がどんどん見えてきた。お月様は動くんだよーと教えてあげると、「そうだよ。雲も動くもんね」と言っていた。風に飛ばされる月もいいな。