ケニーのインタビューと「傷は絶対消毒するな」
夏井睦の「傷は絶対消毒するな」を読んだ。湿潤療法の本。
傷が治る過程は、浅い傷と深い傷で異なる。
浅い傷の場合は、毛穴と汗管から皮膚細胞の遊走と増殖が起こって皮膚が再生する。
深い傷の場合は、まず肉芽という組織が傷口をしっかりと覆う。この肉芽の表面に傷の周りの無傷な皮膚から皮膚細胞が移動して来る。
皮膚細胞は乾くと死んでしまう。それがつまりカサブタ。傷口からは細胞成長因子という滲出液が分泌されるため、それがこぼれないよう、潤いを保ちながら傷口を覆ってやるのがよい。
だから、傷ができたら止血して、水で洗い、ラップや白色ワセリンで傷口を覆うのがいいですよと。へー。
傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学 (光文社新書)
- 作者: 夏井睦
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/06/20
- メディア: 新書
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G1のBブロック開幕戦を一緒に観に行ったお友達に連絡とったら、「ケニーのインタビュー観てるよ!伝えようって気持ちが感じられるし、話す内容も素晴らしい!」って言ってくれて嬉しくてニコニコしてるところ。
わかる。ケニーの言葉っていいよねーー
インタビューも好きーー
ケニーの「俺は世界最高のレスラーなんだ。だからそれを周りに認めさせるために、いま頑張ってるんだ」ってインタビューが衝撃で。だってわたしにとって努力って、「だめな自分をマシにするため、足りないところを補うため」にするものだったから。そうじゃない努力もあるんだ、自分の素晴らしさを周りに認めさせる努力っていうものを、わたしはしてきたかな?と、なんだか胸がドキドキしたのを覚えてる。
ケニーは飯伏と戦いたくて来日して、夢の続きが見たくてタッグを組んで、DDTから新日からタッグベルト獲って、シングルだったら全日のベルト獲ったこともあるし、G1の歴代初の外国人王者でいまやIWGP ヘビー級チャンピオン。でもこの華やかな経歴だけじゃ追いつかない自身の理想像があって、それを実現させるために考えて、努力して、勉強してきたんだろうな。日本語で記者会見したり、日本語封印してるときだって誤訳に物申したり。伝えたいことがはっきりとあるだからだよね。ケニーはすごいな。
明後日にはもう有田と週刊プロレスと、棚橋柴田回の配信だ!どう話すんだろう?
たぶん、「新日本を守っていてくれて、ありがとう」の話だよね?断片的にしか知らないから、ちょっとだけ、柴田選手は勝手だなぁという印象がある。柴田後藤の「同級生」も読んだけど、新日本に戻ってきた理由がいまいちよくわからなかった。「あの時は辞めることが新日本プロレスだった」って言ってたっけ。