発熱
火曜日の午後に熱を出して迎えに行き、金曜朝まで40度周辺をうろうろしていた。夏風邪の一種だったらしい。発熱したyくんはずっと真っ赤でぐんにゃりしていて熱かった。もう熱は下がったけど、1週間後また発熱するかもしれませんと不穏なことを言われた。
具合悪くても退屈らしくて、リビングに布団を持ち込んで「ゴジラVSビオランテ」や「ゴジラVSメカゴジラ」「ゴジラ・モスラ・キングギドラ」など見た。
ダンボールを電車に見立ててお絵描きするのが好きだけど、完成したらほっぽらかしなので、3日だけ待ってつぶしてしまう。今朝つぶしたこの電車、運転士さんが可愛かった。手振ってるのかな?
上は頼まれてわたしが描いた運転席の計器類。
運慶ゴジラ快慶
yくんのひらがな、愛しい
「はすバのさいゴ」?ちょっとハンターハンターの世界観ぽいひらがなだね〜
カタカナの「ゴ」のことはゴジラのゴとして覚えているので、微妙にゴジラ頭部の名残がある。
NHKスペシャルの運慶快慶の話がすごくよくて、見てから数日経った今でも、あ〜いいものを見たな〜と余韻に浸ってる。
運慶は奈良の仏像工房の跡取りで、その工房に所属していたのが快慶。
源平合戦、南都焼討で乱れる世の中を憂いて運慶は権力者や鎌倉武士に近づき、快慶は庶民に寄り添った。残存している運慶仏の多くはほぼ都の近く、奈良の大寺院に、快慶仏は都から離れた地方の小さな寺に散逸している。
最新の科学技術で解析したそれぞれの仏像の中身も異なっていた。
運慶仏の中には、源頼朝の歯と毛が納められ、快慶仏の中には、五万人の庶民の名簿録。
快慶が作った仏像は三尺阿弥陀といって、高さおよそ八十センチ。持ち運びが容易で小さなお堂にも納められるサイズ。拝む仏像を持たない貧しい人々のために作られた。
運慶は死ぬ間際、快慶に自分の息子・湛慶を託した。湛慶は快慶の技を学び、残された作品には運慶快慶両方の作風が見て取れる。
yくんは運慶の作った仏像を怖がって、「なんで怖い顔してるの〜?」と嫌がっていた。
運慶快慶ってヤン坊マー坊くらいの二人組だと思ってたから、まず別の道に行ってたのも意外だったし、死ぬ間際に盟友に息子を託すって熱い展開。湛慶が作成した風神雷神像には運慶ゆずりの荒々しい作風、三十三間堂の真ん中に祀られた千手観音像には、快慶を思わせる優美な作風ってしっかり受け継いでるところがもうドラマの最後としては最高でしょ!!
そして快慶仏の美しさ、表情の優しさに素直に心打たれるし、中身には遊女や被差別民の名前も多く含んだ庶民の名簿録って、目頭熱くなっちゃうよ。
ナレーションには運慶と快慶に「袂を分かった二人」って当ててたけど、運慶がトップダウン、快慶がボトムアップで互いに平和を目指して動いていたらいいな〜と思った。
おやつじゃなくてスイーツですから!
温かいうどんを食べているときに、yくんが「ろくろ首みたいだね」と言ってて可愛かった。
いま一番好きな曲、「シュビドゥビ☆スイーツタイム」。ふたつ前のプリキュアのエンディングテーマ。
GWに義兄の運転で姉一家と車に乗った。7歳の甥と4歳の姪が好きな曲を集めたプレイリストがBGMで、この曲はそれに入ってたもの。姉もこの曲大好きで、出勤時聴いてるって。元気でるよね〜
「YouTubeで映像も見てみて!」と姉に言われたので素直に見たら、どのキャラクターも可愛かった。姉としては振り付けの可愛さを見て欲しかったらしい。キャラクターの造形しか見てなかった!そうか〜、そういう着眼点もあるのか。
スイーツみたいにキラキラで甘くて可愛いものに元気をもらって戦ってる女の子たちの姿が浮かんでなんか目頭にきた。作って食べて戦って、を全国の小さい女の子男の子が目を輝かせて見てるわけでしょ!?すごい!いい事!甘いものって元気でるよね、ホイップ、ジェラート、カスタード、マカロンショコラにパルフェ。名前も見た目も可愛くて気持ちが弾むよね〜
車を降りて、助手席に座っていたtさんに、プリキュアの曲すごく気に入った!!と言ったら「おやつの名前をたくさん叫んでたね」とだけ。えーっ。
姪はyくんと同学年だけど、4月生まれだから10ヶ月もお姉さん。その割に舌ったらずで喋り方がすごく可愛い。「〜でちょ?」とか、「あたち」とか、漫画に出てくる幼女そのもの。プリキュアのことも「ぷいきゅあ」って言う。
yくんは「でちょ?」とは言わないなー。「でそ?」派だよ。
遠足の思い出
お弁当持ち散歩は何度か行ったことがあるけど、バスに乗っての「遠足」は初めてだったので、何日も前からyくんはとても楽しみにしていた。お天気にもめぐまれて、お弁当箱を空にして帰ってきた。移動中に歌やクイズはしたのかな?と思って「バスの中では何したの?」とたずねたら、「え、シートベルト」だって。とんちがきいてる。
保育園の教室にはみんなが描いた遠足の思い出の絵が貼り出されていた。みんな上手!それぞれ、どんなことが印象に残ったかが違ってておもしろかった。乗り物大好きyくんはもちろんバスに乗ってるところ。
仲良しのaくんが、「yくんと手をつないでバスから降りるところ」を描いてくれていて、yくんがすっごく嬉しそうだった。
瞳孔・虹彩
お風呂あがりに「目の中には何があるの?」「歯の奥の奥の奥には何があるの?」と聞いてきたので、わたしの愛読していた人体図鑑をめくって説明をした。
中島裕翔くんを好きになってから、なぜか裕翔くんだけがじんわりと輝いて見えるので、頭と目とどっちかおかしくなったのか?と不安になって人体についての本を買い集めてた頃の名残。こんな風に役に立つ日が来るなんて〜
光の量で瞳孔の大きさが変わる話が一番気に入ったみたい。スタンドライトを点けたり消したりして実験してみた。yくんの目は真っ黒でぴかぴかなので、覗き込んでも鏡のようにわたしの顔しか映らない。
つづきをします
日曜夜に作ったレゴを寝ている間に片付けられてしまったyくん、よっぽど悲しかったようで、こんな紙を作っていた。
「を」「ます」はわたしが書いたけど、こんなにひらがな書けるようになってるのすごい〜。
最近はカタカナも読めるようになって驚かされる。
「へ」と「ぺ」と「べ」はどうしてカタカナもひらがなも同じ形なの?と聞かれて答えられなかった。天才を育てるのも楽じゃないな〜
頼山陽の母も、うちの子は質問しすぎてきついって日記に書いてるそうな。頼山陽と比べるのはあまりにもあれだけど。
ちなみに写ってる水色の紙は「海」
危険生物の図鑑を買ってから夢中で見てる。くらげやホオジロザメがいるからこの紙は踏んじゃダメ。